製造業ではたくさんの機械や薬剤を使用する機会が多くなります。そこでは使用に関して資格が必要な物品もあります。
様々な資格があれば多くの仕事で活用できるだけでなく資格手当として毎月給料に加算されるため両者にとって良いことですね。
今回は、なかでも学生時代に取得しておいた方が良い資格を紹介します。
なぜ学生時代に取るのがオススメなのか
社会人と異なり、専門学校や理系大学では長期休暇があり時間的余裕があるため暇な時間があります。
もちろんせっかくの学生生活ですから遊びたい気持ちもわかります。
なので時間があれば取り組んでほしいといった内容になります。
ですがあれば社会人になってから労せず給料+1000円~5000円の収入が発生しますのでとても魅力的だと思います。
オススメ国家資格【4選】
【国家資格】乙種第4類危険物取扱者
乙種第4類危険物取扱者はガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類などの引火性液体の取り扱いが可能になる資格です。
受験資格はありませんので誰でも受験が可能です。
また、甲種危険物取扱者の受験資格で証明書類として要求されることもあるので危険物試験における入門といった資格になります。
10年一度、資格に掲載されている写真の更新作業が必要ですが、別に筆記試験とかはありませんので取っておくのがオススメです。
資格を活かせる職業は、消防士、工場、ガソリンスタンドなどが挙げられます。また、普通免許や大型免許と組み合わせることでタンクローリーのドライバーでも生かせます。
受験日時などの詳細は一般財団法人消防試験研究センターにて確認してください。
【国家資格】2級技能士
技能検定は、学科試験と実技試験の2種類の試験に合格することで取得することができます。
種類は機械系から電気、建築といった様々な分野の技能に対して資格があります。
社会人になってからは仕事に忙殺されて練習時間を確保することが難しくなります。
学校ですとまとまった練習時間が取れることや鋼材や工具を借りて練習ができる学校もあるのでオススメです。
資格の更新などはありませんので一度取っておけば一生使えるのでお得です。
技能検定2級をオススメするのは3級より難易度が高く、会社からの評価も高いといった背景がありますのでオススメした次第です。
受験の受付日は4月と10月から始まっていますので詳細は中央職業能力開発協会のホームページより確認してください。
【国家資格】フォークリフト運転技能講習修了証
フォークリフトは主に物流や倉庫管理などで多く使用され、重量物の積み下ろしや移動に利用されます。
会社から労働環境の改善として重量物を持ち上げることで腰に負担がかかるようなことを予防するように言われています。
そのため、重量物が多数あるような環境ではフォークリフトの資格を活かすことができます。
資格の取得には教習センターにて決められた日数のカリキュラムを受講する形式ですので最短でも4日はかかります。
講義は平日に行われるため社会人ですと有給休暇を申請しながら通うことになりますので、できるだけまとまった時間が取れる学生時代に取っておくことをオススメします。
【民間資格】機械設計技術者3級
将来的に機械設計を仕事としたという方は取得を目指してみましょう。
機械設計では力学系や制御系などの知識が必要となることがありますので多数の知識を確認する上でも適した資格だと感じます。
会社によっては資格を持っていることで手当てが出ますが、国家資格しか手当を出していない会社もありますので注意してください。
技術士を目指したい方は前段階として機械設計技術者3級を受けてみることをオススメします。
技術士試験の一次試験より難易度は低いですが理解度を確認する上では良い資格です。
受験に関する日程や内容に関しては一般社団法人日本機械設計工業会のホームページを確認ください。
将来的に目指す資格
技術系の最難資格である技術士ですが指定の大学卒業と同時に技術士試験の一次試験が免除されるので高校生の方は進路先に考えてみても良いかもしれません。
大学生や専門学生は将来のため、社会人の方は給与アップなど様々な理由で資格を目指していると思います。
資格が無ければ扱えない仕事などもありますが、資格を持っていることで能力があるといったアピールにも使えます。
就職・転職などにおいても能力の有無を確認する上でも見られる項目ですから自分自身の成長のためにも資格取得を目指して頑張ってください。
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